沿革
昭和50年4月社名 | 社名「三栄装美社」個人創業 |
昭和61年5月 | 有限会社 三栄装美社設立 資本金200万円 |
平成2年5月 | 株式会社 三栄装美社設立 資本金1,000万円 |
平成12年12月 | 株式会社 三栄プラテックに社名変更 |
平成25年4月 | 三江昭文 社長就任 三江昭夫 会長就任 |
三栄プラテックのあゆみ
1975年 昭和50年4月1日 社名「三栄装美社」個人創業
横切り盤、ボール版、糸のこ盤、パイプヒーター(3m)1本にて開始。
事業内容はプラスチック電照看板とプラスチックディスプレーの製作。
当時の電照看板はカッティングシートが無い時代で糸のこ盤で切り出した文字を接着、またはスクリーン印刷や手書き。
1983年 昭和58年 富山県の太閤山ランドで「にっぽん新世紀博覧会」が開催される
当社は人工衛星の模型や看板やサイン、ディスプレイなどを製作した。
1986年 昭和61年5月 有限会社 三栄装美社設立 資本金200万円
写真は人工大理石のカウンターとアクリルのR曲げ加工。この当時のR曲げは現在とはかなり違う方法だった。
加熱方法や曲げ治具などを試行錯誤を繰り返し、現在の方法に至る。
1988年 昭和63年6月 布施真空(株)製NCルーター導入。真空成形品のトリミング加工を始める
1989年 平成元年10月 NCランニングソー導入
業界では北陸初の自動切断機で幅4000㎜×奥行き2000mmの大型機械。
世の中はバブル景気に突入。
写真はランニングソーと剥製のショーケース。
1990年 平成2年5月 株式会社へ組織変更 社名「株式会社三栄装美社」へ
資本金1,000万円
同年6月 真空成形機導入
システムキッチンのトレー、車両部品等の成形を始める。
この頃の事業内容は従来の事業に人工大理石の加工(ユニットバスのカウンター)、住宅テラスの屋根の曲げ加工などが加わっている。
世の中はバブル景気の真っ只中
写真は人工大理石カウンター製作風景と真空成形法による傘受け。
1992年 平成4年7月 富山県の太閤山ランド(現射水市)で「第1回ジャパンエキスポ富山’92」が開催される
この頃にバブルは崩壊していたが富山県内はこの博覧会開催まではまだ活気があった。
写真は博覧会の未来都市の模型の製作風景と完成した未来都市の模型。
1993年 平成5年8月 NCルーター増設。
《当時の世の中の動向》
住宅のエクステリアで使用されていたアクリルが火災で問題になり、エクステリアメーカーはアクリルから不燃性のポリカーボネートに移行していく。
写真はペットボトルのリサイクル回収箱。発泡塩ビ板で製作した。
1995年 平成7年 半導体生産設備などの工業用途部門を増強する。
1998年 平成10年 ITバブル時代、半導体関連が景気を引っ張る。
写真は透明円筒槽のフランジ部分の溶接加工。
1999年 平成11年 圧空真空成形機増設。
写真は真空圧空成形機の搬入。
2000年 平成12年 社名を「株式会社 三栄プラテック」に変更。
同年 同時5軸NCルーター増設
写真は5軸NCルーターでR曲げしたアクリルをトリミング加工しているところ。
2001年 平成13年3月 第2工場完成
世の中の動向・・・ITバブルが崩壊。デフレスパイラルに突入。
写真は第二工場と完成直後の工場内を使い切って製作した大量の人工大理石の洗面カウンター。
2005年 平成17年12月 同時5軸NCルーター増設
2006年 平成18年11月 真空成形機増設
2008年 平成20年6月 NCルーター増設
2011年 平成23年9月 ISO9001認証取得
2013年 平成25年12月 第3工場完成
このころからインバウンド需要が高まり、観光バスの真空成形部品の増産が続く
2014年 平成26年6月 同時5軸NCルーター増設
2015年 平成27年3月 真空成形機、圧空成形機、各1台増設
2016年 平成28年11月 同時5軸NCルーター増設
この年からヨーロッパにポリカーボネートR曲げ加工品を輸出開始
2017年 平成29年9月 ISO9001 2008年版から2015年版へ移行
2020年春 オーダーメードの飛沫防止アクリルパーテーション製作
新型コロナウイルス感染症流行という世界的危機に対して当社が出来ることを模索し、
市販のアクリル板では対応出来ない円形カウンターなど特殊な形状に合わせ、オーダーメードで
パーテーションを製作。店舗、企業、博物館、学校、省庁からのご依頼に対応した
2021年 製造部再編成と補強
半導体や医療分野の需要が高まったことから、溶接加工、R曲げ、熱プレス成形等の対応体制を補強した