
アクリルからのPC(ポリカボネート)変更で耐衝撃性向上
サンルームやカーポートの屋根などは、同じ形状を実現するため、現物から採寸して曲げ加工を行うことが可能です。こういった案件もお気軽にご相談ください。 ...
例えば、PCにR曲げ加工を行うとした場合、板厚が0.5mm、1mmなどと極端に薄い場合、加工難易度があがり不良率が高まります。実際の画像が上記ですが、1mmの場合ではRが一定になっておらず、0.5mmの場合ではそもそも曲げ加工が正しく行えていません。
こういった場合には、製品の制約がなければ、板厚を一定以上にすることを推奨します。同様にPCを例に出すと、2mm以上の板厚を設けることでR曲げ加工の難易度が下がり、品質向上、さらには加工コストの削減にもつながります。(※樹脂材料毎に、最適な板厚は異なりますので注意が必要です。)
一定以下の板厚であっても加工ができないというわけではなく、特殊な方法を用いることで、高品質なR曲げ加工を実現することができます。ただし、成形型・曲げ加工プロセスの変更が必要なため、加工コストアップにつながるケースが多いといえます。