R形状のボックスカバーの側板の端面を出すことで、外観品質向上

一般的には、R形状の透明ボックスカバーの製作にあたり、側板の端面をR形状の天面で覆いかぶせるように接着します。しかしながら、天面のRは厳密には一定ではなく、部分的なR寸法が異なるため、どうしても側板と天面間の接着部分に気泡が発生してしまい、外観品質の低下を招きます。

こういった場合、側板で天面を挟むようにして、接着することを推奨します。理由としては、透明であるため、側板の端面を隠そうとしても見えるため、気泡が入るリスクがあるからです。一方で、側板で天面を挟む場合には、R面を接着するのではなく、平面を接着するため、気泡発生のリスクはなくなり、外観品質の向上が期待できます。

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