富山県と製造業
当社、株式会社三栄プラテックは創業以来、富山県富山市の南部地区にあります。
平成の大合併で南部とは言いにくい位置になったのですが、南部と呼ばれる地域です。
ちなみに富山市は平成の大合併で県の面積に対し1つの市町村が占める割合が全国一になりました。
富山県は北陸地方の中でも最も工業色が強く、日本海側屈指の工業県と言われることもあります。
調べてみると確かにそう言ってもおかしくないようです。
電気料金が低廉なこと(現在はそれほどでもない)、工業用水が豊富なこと、港湾に恵まれていることなどが背景にあるようです。
2005年国勢調査によれば、富山県は第二次産業の比率がで全国で最大で全国平均を大きく上回っています。
特に製造業、建設業の構成が高くなってます。
また、5歳~64歳までの生産人口に占める製造業従業員の割合はは富山県は全国トップクラス(他に静岡県、愛知県など)で19%近くになります。
アルミサッシ産業を中心とした金属工業、「くすりの富山」で知られる医薬産業から化学産業が特に卓越しており、他にも機械工業、繊維工業などが盛んで、これらの産業に不可欠なプラスチック樹脂成形の企業も多いようです。
富山県の製造業の特徴は他の工業県と比較して、自動車関係が中心ではなく様々な業種に分かれることだと言えます。
富山県の県民性
これは余談ですが富山県民の気質は一般的には勤勉で、生真面目、粘り強い、合理的とのことです。
これらは北陸地方の雪が多い気候であることや歴史的な地位が関係していると聞きます。
また、堅くて何事にも細か過ぎて面白みに欠けるともいわれます。
これは恥ずかしながら確かに心当たりがあります。
しかし、このような県民性は製造業に向いているように思います。
何か頑固な職人というイメージに通じるように感じます。
当社の性質を改めて見てみると富山県民の気質と通じるところが多分にあるように思います。
派手さは無いがコツコツと良いものを作ろう、お客様に満足していただけるもの、誇りを持って提供できるものを作ろう、という職人的なこだわりを持って日々励んでいます。